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優羽を真正面に向かせ、俺の膝を跨ぐ格好でソファに乗らせた。
優羽の首に両手を回して顔を近付ける。
……ペタン。
ようやく俺の膝の上に浮かせていた腰を下ろす。
少し柔らかい素材のフリルのついたライトグレーのワンピース。
裾の上がった部分から覗くストッキングの足が妙にやらしい。
他の女のこういうの見たって別に何とも思わない。
むしろ計算で見せてくる女が多くて正直萎えてた。
でも優羽だけは違って、俺の方が嫌でも目がいってしまう。
ああ俺も普通の男だな、と変に納得してしまう。
「俺が優羽のだったら、優羽は誰の?」
「え……」
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