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「俺だけ優羽の所有物で、優羽は誰のものでもないんだ？」
覗き込むような顔で優羽を見る。
「え……、と、司さんの……です」
ふっと笑って、おでこにチュッとキスをする。
「じゃあ、俺のだったら、どんなことしていいの？」
「どんなこと……って……」
「これは？」
頬にキスする。
「だ、大丈夫です」
「これは？」
口に触れるだけのキスをする。
「……大丈夫」
「これは？」
そう言って、おもむろに優羽のうなじを掴んで引き寄せ、深いキスをする。
優羽が俺の胸に両手をつき力を入れる。
その手を片方そっとほどき、キスの深浅を繰り返しながら、手の平を指でくすぐるようになぞった。
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