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「何?」
バフッ……。
ふかふかのベッドにゆっくり下ろされ、手をついた司さんが上から覗き込む。
「何?
優羽」
「えっと……」
「うん」
優しく笑いながら仰向けになっている私のおでこを撫でる司さん。
「……眠るんですか?」
「まさか」
そう言って私の顎から鎖骨の下の辺りまでスーっと撫でた。
「……あ、わ」
「イヤ?」
「……え」
「イヤならやめるけど。
2回目」
途端に3週間前の初めての情事を思い出す。
かあっと顔が、体が、赤く、熱くなる。
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