届カナイ詩。(トドカナイウタ)

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君は普通じゃなかった。 いや。普通なんてものは曖昧なものだから、そんな決定的なものは無いけれど。 兎に角、君は他の人とは違った。 でも、僕はそれこそ普通な、曖昧な、あやふやな存在。 存在価値があるのかすら分からないような “モブ” でも、ぼくは君の孤独が分かるような気がした。 分からないけどね? それはともかく。 僕は君と友達になった。 仲良くなってみるとわかった。 君は誰よりも優しくて、孤独の辛さを知っている。 嗚呼。君のこと、大好き。 だからこそ、君には僕以外にも友達を作ってあげたいと思った。 もちろんその中で僕は一番でありたかったけどね! そして、16歳。 君には僕以外にも友達が出来た。 新しい環境下でこれは凄いことだろう。 君に友達が増えて僕も嬉しかった。 でも… 君は僕を捨ててしまった。 これからもズットそばに居れるって、 信じて疑わなかったのに… 離れてゆくのは簡単で、あっさりしてて、 予想以上に、僕の心を傷つけた。 今の僕は、嫉妬している。 こんな汚い僕は君に …釣り合わない バイバイ。 君と居れて良かった。 僕のこと、少しでも大切に思ってくれてたかな? 今まで、ありがとう
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