3人が本棚に入れています
本棚に追加
光の閉ざされた氷の町。
僕しか居ない、僕しか知らない町。
誰も知ろうとはしない。
光なんて…
希望なんて…
温もりなんて知らない。
あの時までは。
貴方の手の温もりは今でも忘れられません。
ねぇ、だから…
この温もりを、恩を、返さなくては。
その温もりを失うくらいなら、私は、
この命を懸けてでも、護ってみせましょう。
貴方という光は、眩しすぎた。
でも
私を包み込んでくれる温もり、
絶対に忘れない、
さようなら
また来世
許される(赦される)なら
もう一度
私のもとへ
そして
私を
温めて下さい。
また、あの場所で待ってます。
また、歯車が重なる時。
また、出逢いたい。
嗚呼、神様とは貴方のことだったのですね。
最初のコメントを投稿しよう!