十七、クリスマスの軌跡

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「私は確かに伝えたわよ?後は貴女次第ね。私はもう行くわ。蓮也が待ってるから。じゃあね」 鼻高々に顔をあげ私を見下す様に見つめた後、女性は去って行った 嘘だよ…こんなの 蓮也…嘘だよね…? もう少し待っていたら…来てくれるよね…? 寒さが増す中、私は近くにあるベンチへと腰を掛けた 蓮也…来てくれない? これからさっきの人と会うのって本当? あの人に告白するかもしれないって…本当…?
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