終章・あしたも、あさっても。-4

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   いつも素直で正直な君を見る度、ちゃんとしようと思います。目が醒めます。  なんというか、愛してるよってことです。  君の横顔を黙って見ている時、ここにいてくれてありがとうといつも思っています。  目が合うと勝手に気まずくなってエロいこと言ってごまかしてますが、本当です。 (なんで男って好きな女の目をまともに見られないんだ。やましいことなんてないのに)  ないように気を付けますが、長い人生何が起こるか判りません。  もし俺が何か勘違いしてこの姿勢を忘れそうになったら、  26歳の自分が許可します。どうぞこの本のカドで殴って下さい。 (読者さんにその権利は与えませんよ。彼女にだけです)  これなら数万の読者さんが証人となるわけです。責任重大です。  証人は古書店に持って行かないで下さい(もうこの原稿は直さないので、青優社さんは証人を増やすべく、増刷されるよう頑張って下さい)。 .
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