少年犯罪

1/1
前へ
/37ページ
次へ

少年犯罪

「SNS」と「心の闇」。  よくニュースなんかではそういう単語が見かけられます。特に少年犯罪というものが語られるときに顕著です。  しかしながら、実を言えば少年犯罪は昔に比べて減少してるんですよね。 「でもニュースでたくさん見かけるよ」  という声もあるでしょうが、それは単にニュースで多く取り上げているからだったりします。少年犯罪って、インパクトありますよね。ニュースをやっている番組が営利組織である以上、視聴率を気にします。よって、インパクトが大きいものを扱おうとする、という論理。  少年犯罪の統計や推移については警察のホームページやらで簡単に調べられます。  それを見れば「心の闇が……」とか言っている人たちの時代の方が少年犯罪が多いことに気づきます。おもしろいものです。  だとすると、ゲームやSNSによってストレスを発散しているから犯罪率が減ったのだ-、とか言えたりするのかな?  とにもかくにも、色んな情報を得たときには「根拠を調べる」。 「みんな言ってるから」という多数決の論理は正しいとは言えません。  たとえば、地方の教員就職率。私の住む田舎では教師になるのは困難です。教員志願者はほとんど落ちます。落ちる方が多い。でも、「多い方が正しい」ってわけではありませんよね。  何が正しいのか考えようとする癖って大事ですよ。 (ちょっと説教臭いかな……?)
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加