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「夏美、俺決めたよ。闘うわ。もうビビらない。踏ん切りついたよ。」
竹下は、コトを終えてほどなくしたあと、ホテルの天井を見つめながら力強く
呟いた。
夏美は裸のまま、竹下の肩にもたれている。
「うん。。。やろうよ。あなたは、こんなとこで終わる人じゃないわ。。
もっと上にいく人なのよ。私初めて会った時からそう感じてたもん。。」
夏美は、気怠そうに言い、竹下の首に回した手でギュッと抱きしめた。
表情は、新入社員のとき、初めて竹下をみた純粋で純情な少女のように
あどけなかった。
「ありがとうな、夏美。俺のためにここまでな。ほんと感謝してる」
「竹ちゃん・・」
二人は、また熱いキスをした。夏美は身体が火照ったままなので、すぐ
スイッチが入った
しかし、竹下の分身はがっくりとうなだれた首長竜のままだった。時刻は14時
を回ろうとしている。二人は、2回戦は全くおこなわれなかったかのように、
そそくさと着替え、部屋を後にした。
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