目覚めればそこは

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…恐ろしいLv上昇量だな…これなら楽が出来そうだ 一先ず 「なんとか間に合ったようだな」 「誰だ!」 見た目は商人だな簡易ステータスではLv23奴隷商人だが 「あー、一応旅人だ。随分激しい戦闘音が聞こえてな 多少なり力になれればと思って来た」 「多少どころか、止めは俺だったが明らかに決定打はお前さんだろう」 あぁこれがゴリマッチョと呼ばれる人種かLv39の拳闘士…見た目通りだな 「神よ、この巡り会わせに感謝を」 見た目魔法使いかと思ったら僧侶でしたLv32 「痛っぇ…」 Lv34戦士だな ちなみに商人と拳闘士が男、僧侶と戦士は女だ 「ん、あんた良く見えたな」 流石ごまかしは難しいか 「いや、見えた訳では…音の方向にお前さんの臭いがしたからな」 「ロウが見えない攻撃、その上あの威力を考えると…魔結石ですか、しかもかなりの貴重品を使わせてしまったようですね」 ん?なんか商人が勘違いしてくれてるな このままごまかそう 「まぁ、武器を用意するまでは素手でなんとかするさ」 「それでしたら町に戻れば私の友人に武器商人が居るのでこちらが手配いたします もちろんこの件の報酬も用意します あぁ、申し遅れました 私はペルンの町で奴隷商人をしているルエルスといいます 後ろの人は私の所有戦闘奴隷であり長年の部下でもある拳闘士のロウ、戦士のリーブ、僧侶のシュエルです」 「そうか、ならお願いしよう 俺の名前はヨシヒコ、今は旅人だが探険者をめざして研鑽中だ」
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