第2話

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店を出て、暫く歩いていると、少し前に悟史くんの背中を見つけた。隣には、背の高い茶髪の男が並んで歩いていて、二人は、時々顔を見合わせながら、笑っていた。 その姿は、きっと悟史くんがゲイだと知らない人には、ただの友達同士に見えただろう。 けれど、俺には、その茶髪の男が悟史くんを口説こうとしているように見えて仕方がなかった。
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