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とんだ邪魔が入りましたが、気を取り直してもう一度自己紹介を「だーれだ?」
その言葉と同時に視界が暗転しました。
気のせいか、頭に柔らかい感触があります。
「凛花ですね?こんなことするのはあなたしかいませんよ、まったく。誰かに見られてあらぬ勘違いでもされたら大変ですから離してください。」
「もー、照れちゃてー。昔みたいに『おねえちゃーん』って胸に飛び込んできていいんだぞ?ほれほれ。」
彼女は古橋凛花、二年生。
中学から疎遠にはなっていましたが、僕の幼馴染みです。
「昔と今は違うんです。もう、自己紹介してるんだから邪魔しないで下さいよ。」
「え?自己紹介?私も聞く!!」
目がキラキラしてますね、まぁいいでしょう。
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