日常

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妖怪は人間のふりをして普段は過ごしています。 だから、普段は妖怪としての力を隠していなければなりません。 しかし、ここの学校には沢山の妖怪と人間が通っているので、あまり隠す必要はありません。 でも力は使ってはいけない、と言う校則があります。 人間に害を及ぼしてしまうかも知れないからです。 しかし、冬華は(たまにヒナタも)よくこの校則を破ってしまいます。 「なぁ、轟鬼。お前氷鬼なんだろ?暑いから氷出してくれよ」 ウザイ男子がよくこうやって冬華の周りに来るからです。 冬「断る。何故その様な事をせねばならぬのだ」 「暑いから。ほら早く出せよ」 冬「うるさい」 「はーやーくー!」 冬華はキレた。 冬「うるさいと言っているのかわからぬのか?!」 冬華は抑えていた冷気を放出しました。 そのおかげで教室中が極寒の地に。 慌ててヒナタと龍也は冬華を止めにかかります。
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