壊された扉

11/14
前へ
/28ページ
次へ
「じゃなきゃ冬木部長と 別れられないかもよ」 挑発的な彼女の言葉で もう我慢出来ずに フハッと笑ってしまった。 もう無理だ。 俺は…彼女を手離せない。 …ならば… 自分で仕掛けたこの罠に とことんまで落ちてやる。 半年後の移動とか… 小野さんの事とか… 俺と彼女の未来とか… もうそんなのどうでもいい。 俺は…彼女が好きだ。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3673人が本棚に入れています
本棚に追加