第4話

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「悟史くん、愛してる。もう離さないから」 「いいよ、そんな約束しないで」 「駄目だよ、俺が本気だってこと、ちゃんと分かってよ」 「…わかった」 悟史くんは、そう言うと、俺の上着を脱がせて、首筋をきつく吸った。 「…っ」 「んふふ、おいらの湘くん」 「なんだよ、それ」 楽しそうな悟史くんを見て、幸せな気持ちになる。 「湘くん、おいら、幸せだよ」 「ん、俺も」 二人でソファに倒れこんで、抱き合った。 何度も何度も、唇が腫れるくらいにキスをした。
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