第4話

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夢中で求めあった後、急に気恥ずかしくなり、俺は、智くんに背中を向けて目を閉じた。 「寝んの?」 智くんの声が背中から聞こえる。 「ん、ねみぃ」 「おやすみ」 はあ…もう、俺、どうしよう… こんなに智くんに惚れちゃって、これからどうなるんだろう。 目を閉じると、さっきの妖艶な智くんの姿が浮かんでくる。 何度も女の子を、抱きながら想像していたけれど、そんなものは比じゃなかった。 智くんの色気は、どんどん溢れ出して、俺を、魅了した。 もう、智くん無しでは、生きられない。 けど。 それをこれから隠しながら生きなければいけない、、と何処かでぼんやり思っていた。
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