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夢中で求めあった後、急に気恥ずかしくなり、俺は、智くんに背中を向けて目を閉じた。
「寝んの?」
智くんの声が背中から聞こえる。
「ん、ねみぃ」
「おやすみ」
はあ…もう、俺、どうしよう…
こんなに智くんに惚れちゃって、これからどうなるんだろう。
目を閉じると、さっきの妖艶な智くんの姿が浮かんでくる。
何度も女の子を、抱きながら想像していたけれど、そんなものは比じゃなかった。
智くんの色気は、どんどん溢れ出して、俺を、魅了した。
もう、智くん無しでは、生きられない。
けど。
それをこれから隠しながら生きなければいけない、、と何処かでぼんやり思っていた。
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