プロローグ

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プロローグ

「じぁあ、僕は先に行くね。向こうで待ってる」 「はい……」 「そんな顔しないで」 「でも……」 「大丈夫。どんなに姿が変わっても、僕は必ず君 を見つけだす。だから信じて待つんだ。僕らが再 び巡り会えるその日まで。いいね―――」 「はい、―――」 花の香りが漂い、緑が辺り一面に広がる楽園。 人はここを天国と呼ぶ。
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