最終話

最終章

昼になったら携帯をデスクに置いたままウィークリーマンションに行く。そこで昼を取りながらセンセイとやる。勿論毎日とはいかないけれど。

「久々にゆっくり出来るんだから、主人を思い出させることは言わないで」

アプリを解除しろ、と私から懇願したら浮気を疑われ兼ねない。ならアプリを逆手に取ろうと考えた。昼休み、デスクに置いておけば会社にいることになる。そうしてセンセイが借りた部屋に遊びに行く。１時間もあれば充分コト足りるから。そして部長が出張でいない夜や、平日に私が有給休暇を取れた日はセンセイが宇都宮まで来てくれる。勿論私を抱くためだけに。