実技授業にて…

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「なんで諒は海紀ちゃんに膝枕されて笑顔で太股撫でてるんだ?」 あ、一が戻ってきた。 諒ね、今は私のスカートの中に手を入れてまで太股撫でてるの。 たぶん、一に中は見えてないと思うよ? でも元々制服ってミニスカだし、結構私の下着に近かったりしちゃうわけ// 「私の魅力?」 「それなら納得できるな。」 即答なんだね。 「でもよ、諒のこんな姿なかなかないぞ?」 「これがほんとの諒なのかな?」 だとしたら、私の事変態なんて言えないよ? てか、いい加減くすぐったいよ…。 あ、寝返りうった。 太股って広くないのに、器用だなぁ。 「ん…。あ、海紀ぃ?」 諒、起きちゃった。 〈諒〉 「うん、海紀だよ?諒は見事に気絶してた。」 あれから気絶してたのか…。 き、キスなんて…初めてだよ// それより、なんで俺は寝てて上に海紀の顔があるんだ? それに 「俺の頭の後ろが柔らかいのは何でかな?」 「私の太股があるからだよ?諒、寝顔可愛かった♪」 「正直、羨ましいし爆ぜろと思った。」 太股?てことは… 「膝枕、的な//?」 「的、というよりまんまだよ?」 うわぁ、恥ずかしっ// 「その…ごめん//」 「私がしたからいいの。それより諒…凄かったよ//?」 「うん。あんな諒は初めて見たぞ。」 「え?何だよ?」 俺、寝てるときに何かしてたのか? 「そりゃあ、ねぇ//?」「なぁ?」 「教えろよ!!」 めちゃくちゃ気になるじゃないか! 「次は霧貫と御来(みらい)な。」 こんな時に順番かよ! それにめちゃくちゃ名前かっこいいじゃないか! 「え、あいつなんだな…。」 「頑張ってね、諒!」 「強いのか?」 「私たち程じゃないけど、まぁ強いよ?」 「このクラスじゃ俺達を含めて3番目だな。」 かなり強いじゃん…。 そんなん勝てっこねぇよ? あ、因みに一番が海紀、二番が一な? 海紀、あんな性格だけど実技はかなり強いんだぞ? 「勝ってこいよ?」 「無理言うな。」 まぁ、さっさと行くか。 なんかイケメン君がもう立ってるし。
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