諒と…

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「あっはっは!いや違うよ、そうじゃなくて…え?もう始まってる!?」 こほん、失礼。 俺の名前は"霧貫 諒(きりぬき りょう)"。 173センチ57キロ、顔はこれが平凡だと思った顔だ。 勿論、髪も目も黒な? 平凡さは作品の概要のとこ見てくれれば分かると思う。 今俺がいるのは魔法学校"如月学園"。 過去に優秀な魔術師を何十人と輩出したエリート学校なんだって。 その中で俺は平凡な生徒ってわけ。 まぁ、他の学校から見たら上の方なのかもしれないけど…まぁいーや。 「諒、誰と話してるの?」 「画面の向こうの人達だな。」 「??」 今話しかけてきたのが俺の彼女。 名前は"天谷 海紀(あまたに みき)"。 海紀って最初は誰も読めないんだよな…え?特徴?仕方ないなー。 158センチで体重は「ダメー!」…だそうだ。 少し童顔で大きな銀の目に銀色の癖1つないサラサラなショートヘア、鼻筋は通っていて桃色のぷっくりとした唇だな。 肌は白くて、手足は細すぎなくて程よく肉つきがいい。 そう、ほんとに程よい。 海紀いわく、胸はDはあるそうだ。 え?なんで日本名なのに銀髪銀目なのかって? 日本名で赤髪赤目とかもいるから、そういう世界としか言いようがない。 「ねぇねぇ、諒ー。遊ぼうよー。」 「それじゃ先ずそれら片付けようか…。」 「え?これで遊ぶんだよ?」カチッ…ブゥゥゥ… 何言ってるの?的な感じで言ってくるなよ…。 因みにここ、教室な? こんなんだから、最近は俺に女子が全く寄ってこない。 「いつもあんなの使って海紀ちゃん虐めてるのかな?」 「諒君って見掛けによらずSなんだね。」 「海紀ちゃんも性的指導されたのかな?」 待て女子ども。 俺が持ってる訳じゃないし、俺は性癖も平凡だ。 それに、性的指導ってなんだよ。 …っておい!! 「待て海紀!少なくともここで使おうとするんじゃない!!」バババッ 「あぁ…だって諒が遊んでくれないんだもん…。」 「こんなもん使って学校で遊ぶ奴がいるか!!」 「学校以外ならいいの?」 「そういう事じゃねぇぇぇぇぇ!!」 毎日こんな感じなんだー。 はぁ、疲れるよ…。
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