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背が高いため、遠くの人も 悠々と 見ることができた。 チラッと教師陣を見れば 何人かは 居眠りをしている。 しばらく 遠くのほうを 見つめていると、涼しい風が フワリと 首筋を撫でた。 「……………すずしー。」 小さな声でつぶやくと、 あることに気がつき ハッとする。 ( ……また。…また あの香り。) 夏の匂いに混じって、 忘れていた あの香りが 微かに 流れてくる。 .
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