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( 机の君が 同じ学校にいることは 間違いないはずなんだけどな ) んー、と考えながら歩いていると、 トンッと 肩が 誰かにぶつかった。 「……っと、だいじょぶ?」 どうやら ぶつかった相手は 横で バランスを崩している 女子生徒らしい。 転びそうな彼女の二の腕を 掴むと、体制を立て直してやる。 「…………?」 しっかりと立った彼女は じぃ、っと音が聞こえてきそうな 視線を俺に向けている。 .
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