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「………興味あるから」 ボソッと小さな声でつぶやく。 聞こえなかったのか、え?何が? とアホ面で 首を傾げる。 「鍵なんか入れる奴 初めてで 興味を持った。それだけ。」 仕方なく 理由を答えてやると そうかそうか、と納得する声。 隣を チラッと盗み見ると 何故か 優しい目をしていて。 俺の視線に気づくと ふっと笑って、 .
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