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_____ _______ 「じゃな!」 ブンブンと笑顔で 手を振る絢斗に 苦笑いしつつ、少しだけ手を上げた。 いつもとは 反対方向の電車に乗り、 ドアの近くにもたれる。 どの学校も 明日から夏休みなのか、 昼過ぎにも関わらず 車内は学生だらけ。 ( 必要な荷物だけ持って出よ。) 今夜の寝床確保のため、 携帯を弄んでいると 視線を感じる。 .
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