4864人が本棚に入れています
本棚に追加
「……美優
………お父さんが側にいるから安心しろ。」
美優はひどく震えて怯えていた。
「大丈夫だ!側にいるから安心しろ!」
俺はひたすらに声をかけ続けた。
すると、美優はか細い震える声で呟いた。
「私……汚れてる……」
……汚れてる?
「何を言ってるんだ!
美優は汚れてなんかない!綺麗だよ?」
すると美優は首を横に振った。
「お父さん……
私みたいのをね………」
美優は何か言いかけたが言葉を詰まらせた。
最初のコメントを投稿しよう!