∞ヒツジが一匹∞

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「つーか 飲み物ですらねぇわ」 遅いツッコミは正に陰気臭い。 「こんな度胸もないのかえ? 飲 んでも死にやしねぇよ……って つい志村〇〇の言葉を借りた。 可愛い輩たちに栄養満点の黒胡 麻ドリンクを、と思って仕込ん だんだけども残念やなぁ……」 「だから匂いもしないわけか。 改めて、いただきマンモス!」 嵐襲の古い言い方から目を背け る爽が満面の笑みを瞬時に作り 撒き散らす光景は二度とない。 「……ってオイ!! 何で僕のは リアルに墨汁なんですかね!」 オチがついても落ち着かない昴 流の大噴火が又始まりを迎えよ うとしたのは言うまでもない。
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