∞ヒツジが一匹∞

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ぴ え ろ……え? なんで?? 「おいおい、意識戻ってこい」 あの二人だけじゃなかったの? ていうか何処から出てきた? くえすちょんが止まらない。 「いっその事、化け物になって 我に返すって手もありーの!」 道化師・嵐襲晴魔の悪足掻き。 「こんな様はないって普通は。 ひぃ、ふぅ、みぃ、夜露死苦」 クレイマンを両手で操りながら 片側の耳を自由自在に翻す。 「あわわわ……凄いかも?!」 目玉が飛び出すくらいまでとは いかなかったが、実に驚いた。 「感心されちゃ 世話ないわな。 つーか、戻ってこれたんかい」 「あの~、失礼ですが貴方の名 前 なあに? 気になるのー!」 意識戻って即自己紹介しろと? 図々しいにも程があるような。 まあ積極的なのは認めるけど。 「……嵐襲、嵐襲晴魔やね!」 「嵐に襲われ、晴れが魔の天候 に変わっちゃいましたって?」 こいつはミーを馬鹿にしてる。
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