8人が本棚に入れています
本棚に追加
Sside
なんか……蒼くんの顔が気持ち悪いんだけど……
O「翔くんは何を着ても可愛いだろうなぁ~」
S「可愛くないよ。男が女装してるんだよ?」
O「翔くんは鈍感だなぁ~」
S「鈍感じゃないよ。真実を言ったまでだよ。」
O「はぁ~…」
もう!!何さ!!
O「ま、追々教えてあげるよ。」
S「むぅ~」
O「それが可愛いんだよ。」
S「言われてもわかりません!」
O「ははは…」
なんか蒼くんだけがわかってるの……ずるい。
O「さて、期限が悪いお姫様を部屋に連れていくか。」
S「お姫様じゃない!!」
O「さ、早く行こう。」
お姫様じゃないのに。だいたいそういう言葉は女性に言う言葉だよ。
O「ここがオイラの部屋だよ。ちと汚いけど…」
S「うわぁ……凄い……広い…」
O「ベッドも広いから二人で寝れるし、大丈夫だな。」
S「本当に広いね。」
O「見てて良いよ。」
S「それじゃあ…お言葉に甘えて。」
凄い…廊下に飾ってあった絵もすごいけど……
S「この絵…蒼くんが書いたの?」
O「そうだよ。」
S「すごいね!!蒼くんこそ大空を羽ばたいたら良いのに。」
O「羽ばたくんだったら、翔くんと一緒がいいな。んで一緒に世界を回ろう。」
S「うん!!」
O「翔…好きだよ。」
S「え?」
今のって………告白?
O「初めて見たときに好きになったんだ。言わば一目惚れ?」
S「……………………。」
どうしよ……蒼くんとあってそんなに時間たってないけど……今までのやつらとは違う感情になってる……
O「俺じゃあ……ダメか?」
S「ううん……俺もあなたの事好きです。よろしくお願いします。」
O「おう!」
そっか……これが“好き”って感情なんだね。
蒼くん…これからもよろしくね。
。
最初のコメントを投稿しよう!