第1話

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Sside なんか……蒼くんの顔が気持ち悪いんだけど…… O「翔くんは何を着ても可愛いだろうなぁ~」 S「可愛くないよ。男が女装してるんだよ?」 O「翔くんは鈍感だなぁ~」 S「鈍感じゃないよ。真実を言ったまでだよ。」 O「はぁ~…」 もう!!何さ!! O「ま、追々教えてあげるよ。」 S「むぅ~」 O「それが可愛いんだよ。」 S「言われてもわかりません!」 O「ははは…」 なんか蒼くんだけがわかってるの……ずるい。 O「さて、期限が悪いお姫様を部屋に連れていくか。」 S「お姫様じゃない!!」 O「さ、早く行こう。」 お姫様じゃないのに。だいたいそういう言葉は女性に言う言葉だよ。 O「ここがオイラの部屋だよ。ちと汚いけど…」 S「うわぁ……凄い……広い…」 O「ベッドも広いから二人で寝れるし、大丈夫だな。」 S「本当に広いね。」 O「見てて良いよ。」 S「それじゃあ…お言葉に甘えて。」 凄い…廊下に飾ってあった絵もすごいけど…… S「この絵…蒼くんが書いたの?」 O「そうだよ。」 S「すごいね!!蒼くんこそ大空を羽ばたいたら良いのに。」 O「羽ばたくんだったら、翔くんと一緒がいいな。んで一緒に世界を回ろう。」 S「うん!!」 O「翔…好きだよ。」 S「え?」 今のって………告白? O「初めて見たときに好きになったんだ。言わば一目惚れ?」 S「……………………。」 どうしよ……蒼くんとあってそんなに時間たってないけど……今までのやつらとは違う感情になってる…… O「俺じゃあ……ダメか?」 S「ううん……俺もあなたの事好きです。よろしくお願いします。」 O「おう!」 そっか……これが“好き”って感情なんだね。 蒼くん…これからもよろしくね。 。
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