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それは。
突然の出来事だった。
仕事終わり、帰宅後に。
部屋でテレビを見ていたら舞い込んできたメール。
「えっ」
一言それだけが唇から零れ落ちて。
身体中から血の気が引いていく感覚に襲われていた。
つい何十分か前。
私は職場の休憩室で公式サイトを見ていた。
その時点では何の知らせもなかったというのに。
メールを見た直後に飛んだ公式サイトには、淡々とした言葉が並べられていた。
意味が分からなかった。
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