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ーーー「んなわけないでしょwwすっごく汚いよw古文なんかでこんなに爆笑できるなんて思いもしなかったwwしかもその訳いろいろとごっちゃになってんじゃんwかぐや姫ちょーワイルドだねww」
ーーー「なんだと?お前だって身長がちいせぇくせして…!!
ーーー「はぁん?ボクの身長が小さいだって??…ぶん殴る」
ーーー「上等だ、ゴラァ!!」
と乱闘を授業中に起こしたことが懐かしく思える。
ついで言うと、その事件以来生徒会長と風紀委員長が隣同士になることは一切なかったと言う。
「いや、別に生徒会長サマの字は相変わらず汚かったけどさ。今日、編入生が来るって一体どういうことなのか説明してほしいね」
そういう彼の台詞に副会長は疑問に思った。
「え、今日って編入生が来るんです…か?」
「え、なになに。このバ会長サマ、他の役員に何も告げてなかったわけ?馬鹿すぎるでしょ、ついにリコール確定?(笑)」
この部屋にいる役員たちの視線を独占する会長。
奈緒も見ていたが冷やかしが目に感情を言わせていた。
ついにシーンとした空気のなか、何故かドヤ顔をしたまま言い放つ会長様。
「冗談の冗談の冗談の冗談の冗談の冗談の冗談の冗談ってやつだ」
「で、どっちですか」
「馬鹿野郎。生徒を守る義務を背負っているこの生徒会長の俺が嘘を言うわけないだろう。編入生が来るのはマジだ」
「そんなところでドヤ顔しないでください、能なし」
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