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「大丈夫だよ。花火よりお前の方が綺麗だぞ」
イタズラ笑いで言った。
『なっ何バカ言ってんの!!そんなありふれたセリフ嬉しくもなんとも思わないんだからっ!』
「その割には顔が赤いけど?」
『ちっ違う……!!これは花火のせいよ、花火でそう見えるだけよっ!』
そう言うと、うつむいてそっぽを向いてしまう。
「本当にお前可愛いな」
『うるさ……って、何抱きついてんのよーーっ!!キャー変態!!』
「好きだからだよ、お前が……」
『はぁ!!!??何を言ってんのよ……!!わっ私はアンタみたいな変態は………嫌いじゃないわよ……』
「え?もう一回言って」
『ちっ違うわよ!!勘違いしないでよ!別に好きなわけじゃないんだから………っ』
!!?――………
「耳まで真っ赤だけど」
『あああアンタがキスなんかするからでしょお!何考えてんのよ!!!』
「お前の事だって。それとも……嫌だった?」
『バッ…………嫌なわけ………ないでしょっ……////』
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