第7話
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大きく息を吸って吐き出した。貴方の面影、この匂い、決して忘れない……。 引き出しから、綾の好きな折り紙を取り出し、金色の紙を選んだ。子供は金や銀の折り紙は、大切に残しているものだ。 貴方の目に付くように、今回は使わせて頂くわね……許してね。 ペン立てから鉛筆を手に取り、メッセージを書き込む。 これで終わりかと思うと手が震え、涙がこぼれそうになる。 でも別れは、最後が肝心なんだ。
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