宮田side
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同じ顔をした人間は嫌いだ。 宮田はふと、そう思う。 自分と同じ顔を突き付けられて、平気な顔をしている奴らの気が知れない。 横目でチラリと、双子なのだろう、楽しそうにおしゃべりしている姉妹を見やる。 その虫の羽音のような話し声に、一度ブルリと身を震わせ、店をあとにする。 同じ顔をした人間は嫌いだ。 宮田は道を歩き、空を眺めながらそう、思った。
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