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「いくぞ」
「コい」
俺は目をゆっくりと開けてヤツの元へと全力で走った。
「七天抜刀」
全身の筋力をフルに使い剣を抜いてヤツを斬り裂く。
回数にして49回。
目にも止まらぬ速さで斬り裂いたためヤツは粉々になった。
「あー…筋肉痛がー…」
俺は剣を杖代わりにしたものの地面に膝を着いた状態から立ち上がれない。
全身に力が入らず剣から手が離れ地面に倒れこむ。
「あと五分ー…げ」
粉々になったヤツのパーツから黒い煙が上がった。
煙は霧となり形となり結局ヤツは元通り。
ってわけでも無かった。
結構ダメージは負ったらしくヤツも地面に膝を着いている。
流石の悪魔も俺の秘奥義(笑)をまともに喰らえばタダでは済まなかったらしい。
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