七、悲劇の果てに

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本当に有難う 蓮也にはとっても感謝してる これからもずっと傍にいてね 貴方となら、どんな事も乗り越えて行ける気がするし。貴方の事しか見えない 私には蓮也がいればそれでいいの 「そろそろ帰るな」 「うん。あ、ねぇ…幼なじみの事なんだけど……優しく、してあげてね?」 「ああ、わかってる。お前が心配する様な事はもうない。今夜は梨花を外食に連れてって来る」 「流石蓮也。蓮也のそう言う所、好き。私も退院したら、外食に連れてってね」 「ああ、一緒に行こうな。じゃあな」 「うん、バイバイ」 蓮也は私へと触れるだけのキスをして病室を後にした 久し振りに感じる蓮也の温もりに胸がキュッとなった 本当に好き これからもずっと好きだよ。
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