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四つ目のしずく
ずっといつまでも…傍に居たかった。
…居てくれるって、思ってた。
貴方は、いつも隣で笑っていてくれる…そう信じてた。
ずっと、一緒だって…疑いもしなかった。
少しくらい
嘘を吐いても大丈夫…って調子にのってた。
貴方なら、笑って許してくれる。
妙な自信。
まさか…
あんなに怒るなんて…怒らせてしまうなんて…
別れることになってしまうなんて…
思いもしなかった。
〝私…貴方に甘えてた。
大きな愛で、包まれていたことに気づきもせず〟
今さら、気づいても…
どんなに後悔しても、もう遅いのに…
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