仕返しの朝

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「2人とも気にしないで! 美味しく食事をしましょう?」 仲裁に入ったりんは無理やり笑顔を作った。 「りん、悪かった。なるべく早く帰るからな」 「ええ。美味しいもの作って待っているから――え?」 「私、トマト嫌いなの」 サラダに2つ入っていたプチトマト。大嫌いな振りをした。一つは床へ投げ、べちょっと潰れた。もう一つは、りんのスープに見事命中させた。 飛び跳ねた黄色のポタージュが、メイドの様なフリルのエプロンを汚した。 「熱い!」
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