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『副会長さん、このエレベーターは生徒や職員全員が使えるエレベーターですよ?』
「ですから風紀委員だとしてもこの学園の生徒である僕らもこのエレベーターに乗っても良いはずです。」
こうは言ったけど、経験上言い返されるのは目に見えてるんだよねぇ。
「はぁ…。
風紀には風紀専用のエレベーターが有るでしょう?
あなた方はそちらに乗ったらどうです?」
ほらね?
まぁ、言う事は決まってるよ?
「『わざわざ遠くに行くか、普通。』」
そう、僕らの部屋はこのエレベーターに一番近い部屋なんだよねぇ。
風紀専用は逆側だし、面倒だからってコッチ使ってるんだぁ。
『もちろん寮長と先生には許可もらってますよ?』
「どうします?」
「『八神 霧斗副会長?』」
副会長、万事休す…、かな?
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