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「駄目だって!!!!」
「風紀…頑張、てる…。僕、も…頑張、る…!」
そう言った途端、笹原先輩の身体が傾いた。
「菫ちゃん!?」
「當麻、キャッチ!」
「言われなくても…とっ!」
台車を生徒会室の端に並べ、笹原先輩の元へ駆け寄った。
『杏…笹原先輩はどう?』
「んー…
多分過労と栄養失調による貧血だね。
熱もあるみたいだから、仮眠室に一旦運んで、歩戸張先生を呼んでこよう。」
「神崎、ありがとう。
とりあえず東はそのまま笹原を仮眠室へ、聖は先生呼んでこい。」
「はい!」
「了解。」
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