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ソフィが懸命にお茶に息を吹きかける光景を、ぼんやりと見ながらモノは思う。
(まあ…自分が働く店が人気あるのは当然良いことだよな。)
モノはお茶が入ったカップを持ち上げながら、頬杖をついてため息をつく。
(けど、よく今までヘキさん一人だけでやってきたよなぁ…。)
モノは思ったまま素直に思った。そう思うくらい、彼にとっては忙しかった。
午前中、彼は自分がやった仕事を思い出してみた。
(今まで、ほんとに一人でやってたのかな?……そうなんだろなぁ…。すげぇなぁヘキさん…。)
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