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「ふぅ。」
モノは深く息を吐いて、ちらりとソフィを眺める。どうやら、お茶がようやく飲める温度に冷めたらしい。
美味しそうに蜂蜜花のお茶を飲んでいた。
モノの視線に気が付くと、彼女は彼に話しかける。
「どしたのモノ。ぼんやりしちゃって。
あ、そっか!まだお仕事たくさん残ってるから、憂鬱なんだな~。」
ソフィはニヤニヤと、からかうように話す。
「うっ…。」
モノは言い返せずに言葉に詰まる。
(く~…そうだよ。まだ残ってますよ…。
あと、薪割りと洗濯と、風呂掃除と夕飯の買い出し…か。)
モノは、午前中に完遂出来なかった仕事を挙げてみる。
ちなみに、後半のやつは後から追加されたやつだった。
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