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ぼんやりした頭でそんなことを考えてると、ふいに白銀の髪が視界に入ってきた。
「………母さん…?」
ふと口から出た言葉で、一瞬僕は夢での光景を思い出し…。
「んなぁ!?だだだぁれが母さんかぁぁぁ!」
「ぐほぉ!!」
…かけたけど、今の一撃で忘れたッ…。
腹部に重い衝撃を受けたモノは、苦しそうに呻きながら、ほぼ覚醒した目でまわりを見た。
「ったくもー。」
「………ソフィ。」
「そうだよ。ソフィだよ。おはよっ、モノ。」
僕は、白いメイド服を着たソフィに挨拶された。
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