77人が本棚に入れています
本棚に追加
(…きれいだなぁ…。)
そんなレンの仕草に、モノは胸の鼓動が早くなって、体温が上がるのを感じていた。
一方はたかれたヘキさんは、かかかっと何でもないように笑っている。
「もう…。」
飄々としたヘキさんに少し頬を膨らませて、ため息をつくレン。
そして、モノとソフィに向き直るとたたずまいを直す。
「…こほん。お初にお目にかかります。わたくし、レン・タチバナと申します。
よろしくお願いしますね。」
丁寧な口調で言うと、レンは深々と頭を下げた。
最初のコメントを投稿しよう!