1 きっかけ

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そのまま潤くんが私に、もたれてくる 私は初めての胸の高まりに固まっていた 「キスも初めて?」 あまりに緊張していた私に気付いて潤くんは言った 私が真っ赤な顔で 「うん…」 と頷くと 「そうなんだ」 と潤くんは、また半分笑ってキスを続けながら言った 潤くんは私を押し倒してきた 「そんなにビビらなくて良いから」 潤くんは言うと私に触れてきて 私の心臓は飛び出そうなくらいバクバクしていた 「目閉じて」 私の目は潤くんの長くてキレイな指で閉じられた 潤くんと同じクラスになった時から私は潤くんの事が好きだった だから私は潤くんを受け入れた  
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