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―――――
潤くんはいつものように終わると服に袖を通す
私はその後ろ姿を見ながら制服に着替える
「潤くん」
着替え終わった私は潤くんを見て声をかけた
「何?」
潤くんがタバコを手にしながら返事をする
「この前、視聴覚室で美鈴といるの見たの」
「だから?」
潤くんは素っ気なく答える
「美鈴を抱いてたわ」
潤くんを見つめて言った
何て返事が返ってくるのか少し緊張した
「京には関係ない」
潤くんはタバコの煙を吐いた
「私以外としないでよ」
「彼女面すんな」
私は部屋を飛び出した
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