2 私以外の女の子

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――――― 潤くんはいつものように終わると服に袖を通す 私はその後ろ姿を見ながら制服に着替える 「潤くん」 着替え終わった私は潤くんを見て声をかけた 「何?」 潤くんがタバコを手にしながら返事をする 「この前、視聴覚室で美鈴といるの見たの」 「だから?」 潤くんは素っ気なく答える 「美鈴を抱いてたわ」 潤くんを見つめて言った 何て返事が返ってくるのか少し緊張した 「京には関係ない」 潤くんはタバコの煙を吐いた 「私以外としないでよ」 「彼女面すんな」 私は部屋を飛び出した  
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