第14章 『王子飛翔』

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……一体なんだというんだろう? 不思議に思いながらジャケットを手渡して、ソファーに腰を下ろしていると、 『シーレン様が私たちに向けてお礼を言われるなんて!』 『驚いた』 という使用人の囁き声が耳に届き、苦笑が浮かんだ。 なにを失礼な。 僕だって、お礼くらい言うよ。
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