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『……レオンは次の仕事はどこに?』
笑みを浮かべながらそう尋ねたパリスに、
『NYだけど?』
とレオンは顏を上げた。
『良かった、僕もこの後仕事でNYなんだ。プライベートジェットだから、もし良かったら一緒に。
それならもう少しゆっくりできると思うけど』
その言葉にレオンは大きく目を開き、隣に立つニールは笑みを見せた。
『そうして頂けるんでしたらありがたいです。彼にはもう少しゆっくりさせてあげたいと思っていましたので。
良かったですね、レオン』
『良かった。それじゃあ、一緒に行こうか、レオン』
と微笑むパリスに、レオンは頬を赤らめながら小さく頷き、
「ありがとう」
と囁いた。
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