第5話 『まわる歯車』

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「それなら僕も乗せて行ってほしいな。会っておきたい人がいて、近々行きたいと思ってたから」 そう言った雄太に、 「ああ、もちろん。雄太も同乗してくれるなんて嬉しいよ」 とパリスは柔らかく目を細めた。 「へー、うちの三兄弟がそろってプライベートジェットでNYに行くわけだ」 そう言う樹利に、 「ちょっと覗いて見たい気分」 と可愛がクスクスと笑った。
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