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「の、覗くどころじゃなく同乗したいわよ。この後ロンドンに戻らなきゃいけないのが残念」
そう声を上げる桐華に、忍は激しく頷いた。
「うん、せめてムービーに残しておいてほしいよね」
興奮気味にそう言う二人の横で、まりあがプッと笑った。
「って、忍さん、ムービー好きですよね」
「でも、忍さんの気持ち分かるよ。三人の様子、僕も覗いて見たいもの」
続いてそう言ったシンに、
「シンなら小説にしてくれそうね」
と桐華が笑った後、
「……私のあの役はないわよね」
と思い出したように腕を組んだ。
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