第5話 『まわる歯車』

156/183
24276人が本棚に入れています
本棚に追加
/1578ページ
その後は賑やかで楽しい時間を過ごした。 用意された肉や野菜を三枝が見事に調理して、その場を沸かせたり、 ラオとニールが端の方で自分の『我が君』を見守りつつ、 『仕えたいと思える人がいるというのは幸せなことですよね』 『ええ、本当に』 と頷き合ったり、 『レオン、僕は今、まりあにダンスを習ってるんだ。レオンは踊れる?』 とルカがレオンの手を取って、クルクルと回り、女性陣をキャアキャアと言わせていた。
/1578ページ

最初のコメントを投稿しよう!